おらほのことば-4
(三種町+能代市+山本郡)

 な行〜は行 ★付は訪問者、その他の方々からの投稿分です。

な行 なして(なへや) どうして
  ながまる 横になる、ゆっくりする
(ん)ぎした 苦労した(し(ん)たけなぎした=死ぬ程苦労した)
  ながじゃ 「中沢」(なかざわ=地名)
なづげ(こ) 額(ひたい)でなづけ=出っ張った額のこと=秀才君
なへびゃ いらない
なもね(な〜もね) 何もない
  なもや そうじゃない
なごめ 冬、いろりばかりにいると足につくやけどの跡(怠け者の印)「なまはげの好きな痕)うまく説明が出来ません。
  なも、なも ちがう、ちがう(=なもや、なもや)
  ならじ ふざける?
なんぼや? どれくらい?、いくつ、いくら?
ぼでも いくらでも(ある)
にじげる 煮付ける(しょゆこ(醤油)でにじげる)
(ん) 人参
ぬぎ(な〜) 暑い(な〜)
ぬくだめる 温める、温かくする
  ぬがす 追い抜く
ねがも 無いかも(なもねがも=何も無いかも)
ねこ 声(ねこ出せ=声を出せ)
    ねごっこ
ねこばる 力む(トイレで、カラオケで歌う時等)
ねぐなる (物が)なくなる
   ねごもの (足の付け根の)リンパ線が腫れること?
(つ)てば ないんだってば(=なもねってばー)
ねと 寝るよ(寝よう)
  ねぷて ねむい
  ねぷかき いねむり
  ねぺ(す) 寝よう、寝ましょう(「ねと」より丁寧語?)
  ねまる すわる (ねまれ=座れ)
  ねげされ もう寝ろ(ぐどねげされ=さっさと寝ろ)
  ねぼ(うこ) 棒切れ(ねぼっこ持って山野を駆け廻りました)
  ねれ 寝なさい(命令形)
のっこ 果物等の種から生えて来た苗木(子供にとっては宝物でした!)
  のべさる つまづくことー子供は本当によくのべさりました(男の子は皆せっかちでした)
は行 はんかくしぇ いやらしい(大変軽蔑された言い方)
  ばかくしぇ 馬鹿らしい
  ばかけ! ばか者、ばかけわらし=アホウな子供(親にも人にもよく言われたなあ。おかげで本当のばかけになったかなあ!?)
はぎ ほうき(帚)のこと(掃除は大嫌いでした)
  はたぎ いなご(バッタ=とらんぼ)
はだげる かき出して、きれいにすること?
ばっぺこ 女の児の○○○○の愛称?
  ばっけ ふきのとう
はばきぬき 旅行から帰って1杯やる酒
はばがる 邪魔(妨害)すること
はばげる (のどに)つっかえる(あわてて餅をよくつかえたっけ)
  はらつれ 満腹(腹がつらい?)(いつも空きっ腹だったね)
はらべ(悪い) 腹具合(が良くない)、腹糞(が悪い)
  ばんばこ おばあちゃん(敬称かな?)
  ばぐる 交換する
  ばっち(こ) 末っ子
  ぱっち めんこ(丸い堅紙でできた男子の遊び物)
  はまぶら 「浜村」(はまむら=地名)
ばんげ 夜(というより夕方のこと?)
しろ、やれ(はえぐひ=早くやれ)
ひば(へば) そういえば〜
ひば(へば)な それじゃまた
  ひぐえん 百円(=へぐえん、ふぐえん)
ひづね せつないこと
  びっき 赤ちゃん、(動物の赤ちゃん=こっこ=子っこ)
ひがらめんこ ロンパリ
ひ(へ)げ 水路、水溜まり
ひやみこぎ さぼりマン
ひんじぇどした 安堵した、安心した、せいせいした
  ふばぐる (強引に物などを)奪い取ること
ふかぐじ 深馬内(地名=ふかまうち)
ぶかれだ 壊れた
  ふと
ふとり 一人
ふとげに いっぺんに
ふとみわり はずかしい、世間体が悪い
ふだら 藁を入れておくところ(2階などに)
  ぶりこ 魚の卵、ハタハタの卵
ふくだめる 柔らかな雪等を踏み固めること
ぶじょご 失礼な様
  ふと(っ) ひとつ
  ふといじ 地名「旧一日市町」
  ぶずげす なぐる、いじめる
ぶんぱ 仲間はずれ(分派?)
  ぶたらぐ なぐる
ふむしる (紙等を強引に)ちぎること、むしり取ること
  へば そういえば
へこぎ よくおならをする人
べご 意地っ張りな、強情な(べごわらし等)
へだて 先日、先だって、以前
  べごっこ
  べっこ( した) H(した)
  へんへ(ひんひ?) 先生
  へま 怠け者(=暇な人)
  ぺっちょ おしゃべり
べっちょ(かき) 泣きべそ
  へふった おならした
ぼっち 頭と顔をすっぽりと覆う防寒具
(ん)だに 本当に
ほでくてね ややこしい、何だかよく分からない
ほじなし 本来の姿を忘れてしまった状態(酔った時、物忘れの状態等)
  ほげさま 神主様
  ほいどかしら 本当に卑しい人(乞食の親分?)
  ぼ・う 追う(ぼってやれ=追い払う)
ほろぐ 雪などをはらい落とす事、叩く